不動産は「場所」か「資産」か…2025年業界を賑わせた3つのトピック

公開日: 更新日:

 2つ目は、「みんなで大家さん」に象徴される不動産投資商品の混乱である。不動産を裏付けに7%もの高利回りをうたった同商品は、分配金の遅延や成田空港との借地権終了など、次々と問題が露呈した。総額2000億円ともいわれる資金を集めたが、返還のメドは立っていない。1000人以上の出資者が、事業内容やリスク説明義務違反などを理由に、約114億円の返還を求める訴訟を起こしている。

 3つ目は、賃貸家賃の大幅な上昇と、各地で報告された大家と入居者のトラブルだ。首都圏の平均家賃は前年比3.9%上昇し、8万8326円に達した。東京23区に限れば単身者向けマンションは2025年5月に初めて10万円の大台を突破し、9月時点で10万4359円まで上昇。23区中13区で10万円を超えた。(アットホームラボ公表)

 契約更新時に数万円もの家賃値上げを通告し、追い出しを図る外国人オーナーの存在も大きな話題になった。

 つまり、マンションは買えず、家賃は上がり、甘い誘い文句の投資商品は破綻したのだ。この3つの話題を貫く根は同じである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    引退した東山紀之に錦織一清演出で「少年隊」還暦コンサートのすすめ

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    バナナマン日村が体調不良で休養するまでの“暴食・連食デイズ”と妻・神田愛花「お腹いっぱい食べさせる」の献身愛

  4. 4

    高市首相は筋金入りの嘘つき! 経歴詐称疑惑で米下院関係者が決定的証言「インターンだった」SNSで猛拡散

  5. 5

    高市早苗氏に経歴詐称疑惑…事務所が認めた!「議会立法調査官」は“造語”だった

  1. 6

    「2世タレント」がまた! 俳優の村上虹郎が交際女性への壮絶DVで書類送検…父親は村上淳、母親は歌手UA

  2. 7

    国民民主に公認取り消された娘が自死、母親も追うように…党内を震撼させた玉木代表の「長文釈明」

  3. 8

    バナナマン日村が突然の休養発表 超売れっ子がネタにしていた肥満体形…ロケ番組多数に心配の声やまず

  4. 9

    高額療養費制度があるから医療保険はいらない? 病院の窓口業務を行う筆者が実際に骨折して感じたこと

  5. 10

    NHK朝ドラ「カムカム」村上虹郎の未知数な魅力…“2世枠”飛び越えた存在感が話題