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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

ITで米中に出遅れた日本の厳しい現実…中国では“白手起家”が続々と誕生しているのに

公開日: 更新日:

 米国で人気の数字選択式宝くじ「パワーボール」の運営組織は、昨年12月24日に18億1700万ドル(約2800億円)の大当たり(ジャックポット)が出たと明らかにした。大当たりの確率は2億9220万分の1だ。過去最高額は22年11月にパワーボールで出た20億4000万ドル。世界の宝くじ史上最高額だった。宝くじ当せんの「アメリカンドリーム」である。

 スイス金融大手UBSによると昨年4月時点の世界の億万長者数(純資産10億ドル超)は2919人(前年比8.8%増)、総資産は過去最高の15.8兆ドルと日本の個人金融資産総額を凌駕していた。地域別ではアジア太平洋地域の伸びが最も顕著で、億万長者数は1036人に拡大した。中でも中国本土は70人増の470人に達し、米国に次ぐ世界第2位となった。

 中国本土の億万長者の98%は「白手起家」とされている。白手起家とは、親の資産や相続、家業などに依存せず、ほぼ無資産の状態から自ら事業を起こし、成功によって財を築き上げたことを指す。昨年新たに誕生した中国本土の億万長者は、ITを中心とするハイテク分野の出身者が多く、年齢層も比較的若いのが特徴。世界4位の経済大国の日本は何人誕生したのだろうか。

 一段と進化し人知を超え始めた生成AIは「夢」を見られない。それでもAIが企業成長、国家発展を左右するような26年になろう。

(中西文行)

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