コロンバン 小澤俊文会長(1)創業者は「日の丸」に見立てイチゴをのせた

公開日: 更新日:

 ショートケーキといえば、イチゴが欠かせない。当初から使われていたという。

「大膳頭だった福羽逸人博士が新宿御苑で食用イチゴの『福羽』を完成させ、当初は皇室用として使われた。門倉は大膳寮でそのイチゴを菓子に使うという経験をしていた。また、修業当時のフランスでは東洋人は差別されていたこともあり、日本人としてプライドがあった門倉は、ショートケーキを作った時に白い生地にイチゴを置き、日の丸のようにして、日本人が作った洋菓子だというアイデンティティーのようなものを示したかったといわれています」

 戦後、同社はショートケーキなどの生菓子の他、クッキーでチョコレートクリームをはさんだロングセラー商品「メルヴェイユ」などで洋菓子業界をリード。百貨店を中心に200店舗弱の販売網を持っていたが、創業者の門倉が81年に亡くなると、バブル崩壊後、業績は急降下していき、店舗数はわずか40店舗になっていた。

 そんな最悪の状態の時に三和銀行(現、三菱UFJ銀行)から監査役としてコロンバンに出向してきたのが小澤だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網