爆売れ「ボンボンドロップシール」に群がる転売ヤー…平成レトロもブームを後押し

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「シールは子供向けだが、最近のブームでは成人女性も購入している。平成時代の女児の間でシールを交換する文化があり、大人になった彼女たちが懐かしんで購入している。当時は立体的なシールがレア物と認識されていたため、ボンドロが注目を浴びた。昨今のプリクラやガラケー(折り畳み式携帯電話)などを楽しむ『平成レトロ』ブームの一環ともいえる」(流通業界関係者)

 昨年はファッションやCDプレーヤーなど、平成の流行を象徴するアイテムを集めた「平成レトロ展」が各地で開催され大きな集客を見せた。この流れに大手小売業者も注目し、ロフトやダイソー、セリアなども販売を強化している。

 しかし、火付け役のボンドロは現在、入手困難な状況が続く。1シートに約40個貼られて550円が定価だが、公式オンラインショップでは売り切れており、小売業者は抽選販売を余儀なくされている。

 このブームに群がっているのが「転売ヤー」だ。ボンドロの販売店では複数人で列に並び、大量に購入する集団が目撃されている。フリマアプリ「メルカリ」では1000円以上の高値で取引され、限定商品には数千円の値が付くこともある。メルカリ側は、ボンドロの転売に対する禁止措置は講じていない。

 一部報道によると、ボンドロは、月産200万枚態勢で増産を続けているが、依然として需要に追い付いていない。純粋なブームに加え、転売ヤーによる買い占めも品薄状態に拍車をかけているようだ。

(山口伸/ライター)

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