厚労省が天下り先に便宜 「入札条件の変更」は氷山の一角だ

公開日:  更新日:

 厚労省の職業訓練事業で“身内”への不正入札疑惑――。天下り法人に事業をまわすため、「全省庁統一資格」という入札条件を書き換えた疑いが浮上したが、6日の参院予算委員会で民主党の石橋通宏議員から追及されると、田村憲久厚労相はあっさり「入札やり直し」を表明した。

「これから調査するとはいえ、大臣は再入札をやけにすんなり認めましたね。厚労省の職業訓練事業をめぐっては、給付金の不正受給が発覚するなど失態ばかりです。今回の問題が他に飛び火することを恐れて、早めの火消しということでしょう」(民主党関係者)

■入札なんて形だけ

 この問題、カネの流れを見ると、役所と天下り法人のズブズブの関係がよくわかる。

 まず厚労省は「短期集中特別訓練事業」の予算(今年度の補正で149億円)を基金にして「中央職業能力開発協会」に管理委託。そして、協会から業務委託の形で今回の事業(20億円)を落札した「高齢・障害・求職者雇用支援機構」にカネが流れることになっていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  2. 2

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  3. 3

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    女が嫌いな女3位 伊藤綾子が暗示する“におわせメッセージ”

  8. 8

    唯一トラックマン未導入でも…勝てる広島の「データ戦略」

  9. 9

    巨人が4年連続V逸…広島をマネしたくてもできない断末魔

  10. 10

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

もっと見る