イラク緊迫化で米空母派遣…「改憲」で自衛隊は大丈夫なのか

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 再び泥沼の状況に陥るのか――。イスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」のテロが引き金となったイラク国内の内戦が緊迫化してきた。

 ISISは、北部モスルや北中部ティクリートなど主要都市を次々に制圧。首都バグダッド“奪還”を掲げて勢力を拡大中だ。この事態を重く見た米国のオバマ政権は、空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」をペルシャ湾に派遣。艦載機や無人機による空爆、巡航ミサイル「トマホーク」を使った攻撃の検討を始めた。

 米国がイラク駐留米軍を撤退させたのは11年12月。それから、わずか2年6カ月で再びイラクに空母を送り込む展開になるとは、オバマ大統領も予想外だっただろう。

「米国は大変な衝撃を受けていると思います。ISISは『(イラク戦争の)落とし前をつける』と叫んでいる。つまり、先のイラク戦争のツケが最悪の形で回ってきたのです。混乱が長引けば、火種を抱えたシリアやパレスチナなどにも戦渦が飛び火し、中東の火薬庫が連鎖で爆発する恐れがあります」(元外交官の天木直人氏)

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