元北朝鮮工作員「拉致被害者は必ず生きている」と語った理由

公開日: 更新日:

 北朝鮮の元工作員の金東植氏(50)と、脱北者で元朝鮮日報記者の姜哲煥氏(47)が15日、外国特派員協会で会見。語られた内容は驚愕の“事実”だ。

 工作員として15年のキャリアを持つ金氏は、「日本人拉致被害者は生きている」と断言し、その理由をこう話した。

「これまで北朝鮮当局は、79年に市川修一さん(当時25)が海水浴場で溺死したと日本政府に説明してきたが、その海水浴場はしっかりと監視されていた。その上、遠浅で穏やかな海だから、成人男性が溺れるとはとても思えない。また、88年には石岡亨さん、有本恵子さんと2人の娘が練炭事故で死亡したとの発表があった。しかし、当時は電気暖房が普及しており、練炭で暖をとる人はいなかった。死亡原因があまりにも不自然だ」

 金氏は81年に工作員に選抜されてから徹底的に韓国人化教育を施された。武術、射撃に加え、数百曲もの「Kポップ」を聴き、ダンスまで習得。韓国語も北朝鮮なまりが一切ないという。90年に半年間、韓国に潜入し、スパイ活動に従事。95年には2度目の潜入を果たした。しかし、韓国当局に逮捕され、何年も尋問を受けた後、韓国の安保機関に加わった。現在も北朝鮮からの脅迫を受けているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    元俳優・遠藤雅さん NHK朝ドラ「ひまわり」をピークに仕事減り、コンビニでバイトの日々

    元俳優・遠藤雅さん NHK朝ドラ「ひまわり」をピークに仕事減り、コンビニでバイトの日々

  2. 2
    西武・山田遥楓の素性と評判 妻が同僚・源田の元アイドル妻への誹謗中傷騒動

    西武・山田遥楓の素性と評判 妻が同僚・源田の元アイドル妻への誹謗中傷騒動

  3. 3
    巨人CS自力進出消滅に加え…初の「2年連続負け越し監督」が来季も続投で本当にいいの?

    巨人CS自力進出消滅に加え…初の「2年連続負け越し監督」が来季も続投で本当にいいの?

  4. 4
    安倍氏「国葬」武道館はガラガラ危機! G7首脳参列ゼロ、“大票田”の各界代表がソッポ

    安倍氏「国葬」武道館はガラガラ危機! G7首脳参列ゼロ、“大票田”の各界代表がソッポ

  5. 5
    自民党に塩を送る野田佳彦氏の「国葬出席」…見返りが「追悼演説」なのか?

    自民党に塩を送る野田佳彦氏の「国葬出席」…見返りが「追悼演説」なのか?

  1. 6
    赤ん坊が失明を免れた!SNSの投稿動画で異常に気づいた英検眼医の慧眼

    赤ん坊が失明を免れた!SNSの投稿動画で異常に気づいた英検眼医の慧眼

  2. 7
    安倍時代が残した最大の負の遺産は「国力が衰微しているという事実が隠蔽されている」こと

    安倍時代が残した最大の負の遺産は「国力が衰微しているという事実が隠蔽されている」こと

  3. 8
    爆笑問題・太田光はなぜ嫌われる? 「まるで独演会…」“MCとしての姿勢”に疑問の声

    爆笑問題・太田光はなぜ嫌われる? 「まるで独演会…」“MCとしての姿勢”に疑問の声

  4. 9
    フリーアナウンサー・小倉淳さん 弟のようにかわいがってくれた西城秀樹さんの思い出

    フリーアナウンサー・小倉淳さん 弟のようにかわいがってくれた西城秀樹さんの思い出

  5. 10
    広瀬すずや橋本環奈らがこぞって…ギャラも高くない舞台に人気女優が出演するメリット

    広瀬すずや橋本環奈らがこぞって…ギャラも高くない舞台に人気女優が出演するメリット