新幹線テロは防げない…来年サミット&東京五輪は大丈夫か

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 新幹線の「安全神話」がもろくも崩れてしまった。あれが焼身自殺ではなく“爆弾テロ”だったら……軍事評論家の神浦元彰氏はこう言い切る。

「今の日本でテロは防げない。今回の新幹線火災で、図らずも、世界中のテロリストに日本の“脆弱性”を露呈してしまった格好です」

 新幹線は乗客も手荷物もフリーパス。だから、“油”の入ったポリタンクを難なく持ち込めた。悪意のあるテロリストの仕業だったら、被害はもっと拡大していたはずだ。鉄道アナリストの川島令三氏が言う。

「2004年に列車爆破テロを経験しているスペインの高速鉄道では、空港でやるような手荷物検査を徹底していますが、日本の新幹線では物理的に不可能でしょう。東京駅にしたって、そもそも手荷物検査できるようなスペースがありません」

 海外でも手荷物検査を行うのは国境をまたぐ国際鉄道ユーロスターなどに限られ、中国の高速鉄道でもやっているが、東海道新幹線は1日約42万人が利用。年末年始やお盆の時期は、それを超える。東京五輪に向けて外国人観光客が増えれば、もっとだろう。16両編成で定員約1300人、数分間隔で出発する乗客全員の手荷物チェックなんて、無理な話なのだ。

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