増税再延期で麻生&谷垣氏離反 安倍政権に深まる内部亀裂

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 参院選で安倍内閣に致命傷を与えるのは、政権内部に吹き始めた隙間風かもしれない。安倍首相が「アベノミクスのエンジンをもう一度、最大限ふかしていく決意だ」とか言って、消費税増税の再延期をブチ上げようとしていることに、与党から公然と批判の声が上がっている。

 再延期反対の立場を特に鮮明にしているのは、安倍首相の盟友であるはずの麻生財務相。それと3党合意で増税を決めた時に自民党総裁だった谷垣幹事長の2人だ。

 29日、2人は富山市での自民党の会合に揃って出席し、麻生大臣は「(増税を)延ばすなら、もう一回選挙をして信を問わないと筋が通らない。これが、私と谷垣さんの言い分だ」と吠えた。

 安倍首相が想定する先延ばし時期は3年後の統一地方選、次の参院選を終えてからの19年10月。

 大事な選挙と増税時期が重なるのを避け、総裁任期が18年9月で切れる安倍首相には、「自分の任期中は上げない」というヨコシマな計算も働いている。もっとも、麻生大臣の怒りには別の理由もありそうだ。

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