凶悪犯も約8%に 「保釈率」増加の背景を弁護士に聞いた

公開日: 更新日:

 刑事事件の被告の保釈率が過去10年で最高になったと報じられた。最高裁によると、昨年1年間で、1審の判決前に保釈された件数は、1万4233件。勾留された被告の4人に1人がシャバに戻っているのだ。

 殺人・殺人未遂で起訴された被告ですら保釈率は7.7%と10人に1人近く。強制わいせつや強姦などの性犯罪は32.2%、覚醒剤取締法違反では21.9%と、いずれの保釈率も年々増加している。警察が捕まえたと思った凶悪犯が、実は、拘束されていないこともあるわけだ。ちょっと驚きではないか。

「裁判員制度の導入に伴う裁判官の意識の変化が大きい」と分析するのは、東京永田町法律事務所・小野雄一郎弁護士だ。

「2009年から導入された裁判員裁判では連日、公判が開かれます。その分、被告人と弁護人は事前に十分な打ち合わせをする必要がある。被告人が勾留(身柄拘束)されていると、それができないためです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人FA補強に浮上する「第3の男」 菅野メジャー流出濃厚で

  2. 2

    山口達也再逮捕の裏に“臨時収入”か TOKIO再結成は完全消滅

  3. 3

    8歳で来日したサヘル・ローズさん 母と日本で極貧の日々も

  4. 4

    つるの剛士Twitter「リスト」流出 ネットがザワついた中身

  5. 5

    斎藤幸平氏 ウィズコロナで考える“資本主義ではない”社会

  6. 6

    もし万が一、照ノ富士2場所連続Vなら大関復帰させてやれよ

  7. 7

    箱根駅伝は無観客開催…背後に透ける「傲慢とカネと宣伝」

  8. 8

    松岡茉優 初主演「カネ恋」好発進も気の毒な“3つのハンデ”

  9. 9

    阪神には行きたくない 糸井2世も敬遠する球団の構造的欠陥

  10. 10

    巨人余剰戦力「ロッテ澤村に続け」とトレード志願が殺到中

もっと見る