適菜収
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適菜収作家

1975年生まれ。作家。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体 」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

立憲と国民は児童会か 合流破談で完全に国民に見放される

公開日: 更新日:

 すると必ず湧いてくるのがネトウヨや安倍信者の〈そのチンパンジーを降ろせない野党はサル以下〉というテンプレート。思考停止だしワンパターンだが、ある意味では正しい。劣悪な政権の暴走が続いているのは野党にも責任がある。

 やはり現状認識がおかしいのではないか。枝野は口を開けば「国会論戦に集中」と言うが、今、自民党と野党の間で発生しているのは「政策」の相違ではない。「国家の私物化」という犯罪を許していいのかどうかである。よって野党は、「政策」でまとまる必要はない。野合でいい。とにかく現政権に対抗するための、わかりやすい投票先を整備することだ。

 一方の玉木も「どちらかの考え方に寄せていってはみんなが納得できる形にならない」などと言っていたが、小学校の児童会かよ。

 大局を見るべきだ。

 政権と反社会勢力やカルトとのつながり、IR疑獄、公文書改ざんや虚偽答弁の横行……。いかがわしい勢力が国を乗っ取っている以上、今、野党がやるべきなのはあらゆる手段を使って悪党を引きずり降ろすことだ。

 国が危機にさらされたとき、政治家は体を張らなければならない。それには危険が伴う。しかしその大義を忘れ、自分の次の選挙のことしか考えられないのなら、安倍犯罪政権の補完勢力として、今度こそ国民から完全に見放されるだろう。

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