京都市長選の違和感…立憲民主党は本気で政権交代する気はあるのか?

公開日: 更新日:

 2つの市の違いは、京都は立民が推薦している。地方選挙では、与野党が相乗りすることは珍しくはない。国レベルの話とはまた事情が違うからだ。

 しかし、松井陣営で自民の裏金の西田昌司議員と立民・福山哲郎議員が並んで喜びあっているのは、さすがに違和感があった。もちろん前職の時代から相乗りしてきた流れはあるが、今これだけ自民党を叩いているのに、本気で政権交代する気があるのかと言いたくなる。

 泉健太氏も地元は京都、松井氏当選を祝ったその日に、Xで自民を批判し政権交代を訴えていたが、これがダブルスタンダードではないのか。

 辻元清美氏まで松井氏を応援して、動画で「お友達だから」と言っていたのには驚いた。なんかガッカリだ。

 結局自分の支持母体が反共だからだろう。自分の選挙のことしか考えてない。

「前橋が共産党になっていいのか」(小川氏は共産党ではないのだが)とか「大切な京都に共産党はNO」(福山氏も無所属)とか、日本が中国になるみたいなネガティブキャンペーンをしているが、そんなに共産党ってダメなのか。今んところ一番まともなこと言ってる気がするが。

 とにかく立憲民主党はファンを減らしたことは間違いない。私も新宿駅前で枝野氏の演説に心震わせた日が懐かしいよ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった

  2. 2

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  3. 3

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  4. 4

    兵庫は参院選でまた大混乱! 泉房穂氏が強いられる“ステルス戦”の背景にN党・立花氏らによる執拗な嫌がらせ

  5. 5

    参政党・神谷代表は早くも“ヒトラー思想”丸出し 参院選第一声で「高齢女性は子どもが産めない」

  1. 6

    小泉進次郎農相がSNSで難クセ連発の理由…JA会長を名指しで晒し上げ連日大炎上

  2. 7

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  3. 8

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か

  4. 9

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変

  5. 10

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?