永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

公開日: 更新日:

 風邪どころではない可能性があるわけだが、その一方でこんな見方もある。

「総理が参加をキャンセルしたのは、ペルシャ湾岸6カ国でつくる湾岸協力会議加盟国であるサウジアラビアなどの駐日大使との面会と、イスラム諸国の大使との夕食会でした。参加国の一部は、現下の米イスラエルとイランの戦争で、イラン側から攻撃に遭っている。高市総理はトランプ米大統領との会談を控える中、彼らを前にしてイラン批判を展開すべきなのか、それとも米イスラエル側と距離を取るべきなのか。判断が極めて難しい。仮病とは言わないが、総理はあえて出席を避けたのでは、とみられているのです」(官邸事情通)

 いずれにせよ、総理総裁の器には疑問符が付く。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。

「体調がすぐれないことは誰しもありますし、気の毒だと思います。ただ、高市首相は総理大臣という『究極の公人』ですから、体調管理も職務のうちでしょう。体調を整え、多くの会合やイベントに参加することに大きな意味がある。特に、今回、イスラム諸国の駐日大使との夕食会『イフタール』は、イスラム教の断食月『ラマダン』明けの食事で、非常におめでたい席です。そうした場に顔を出し、首相自ら大使らを接遇することで各国との絆も深まる。外交上のメリットが期待できる場面です。特に、今は米イスラエルのイラン攻撃によって、中東からの原油輸入が困難な状況になっているわけですから、中東の産油国との関係維持は極めて重要。『働いて働いて……』などと言っていましたが、体調管理をより徹底すべきではないでしょうか」

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    やはり浮上した高市首相「9月退陣」シナリオ…支持率急落も反転攻勢のネタなく、不安材料ばかり目白押し

  2. 2

    高市首相の大誤算…30代女性の支持率ピークから40P減で「嫌われサナエは女性の敵」いよいよ鮮明

  3. 3

    来春の統一地方選の争点は「皇室典範」再改正で決まり 高市内閣支持率急落で野党にも一筋の光明

  4. 4

    「サナエトークン」の闇…集中審議で高市首相秘書の「陳述書」に矛盾発覚、疑惑さらに深まる

  5. 5

    内閣改造へ維新がポスト要求…大阪都構想に前のめり「馬場総務相」爆誕に自民が手ぐすね引く理由

  1. 6

    読売新聞の世論調査「皇室典範再び改正 愛子天皇を認めろ」に85%賛成の衝撃結果

  2. 7

    「将来の愛子天皇を認めろ」高市政権vs読売新聞でバトル激化! 皇室典範「再び改定」に世論の85%が味方

  3. 8

    これぞ維新クオリティー!「副首都法」成立直後に「同日選強行」断言…吉村代表が重ねた約束反故とデタラメ

  4. 9

    一番驚いているのは自民に入れた有権者 「数の力」をなぜ、こんなバカげたことばかりに使うのか

  5. 10

    高市首相「私生活の切り売り」どこまで? 多忙アピール癖に歴史あり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  2. 2

    やはり浮上した高市首相「9月退陣」シナリオ…支持率急落も反転攻勢のネタなく、不安材料ばかり目白押し

  3. 3

    (1)「警備員」って、こんなことまでやるんだっけ?

  4. 4

    高市首相の大誤算…30代女性の支持率ピークから40P減で「嫌われサナエは女性の敵」いよいよ鮮明

  5. 5

    趣里が裏切り不倫報道の夫・三山凌輝に三くだり半を突きつける“Xデー”…伊藤蘭と水谷豊もついに離婚要求か

  1. 6

    『ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス』「5人目」の見事なギターに出し抜かれたジョージの悲哀

  2. 7

    副首都法案賛成「チームみらい」に野党カンカン! 修正協議で“デジタル活用”の一言になびくモロさ

  3. 8

    “DAIGOの妻”となった北川景子が「家売るオンナ」で本格復帰

  4. 9

    ウッチャン、くりぃむしちゅー、森高千里、高良健吾…熊本県の高いスター輩出率、郷土愛と復興への連帯

  5. 10

    川口春奈&板倉滉もそう? なぜ格差婚はつまづき、同格婚は続くのか