小沢一郎氏に聞いた(後編)これからの日本の政治をズバリ「乱世は政権交代より新時代の新政権。ガラガラポンだ」

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 中道なんてもう無理だよ。中道も立憲も「馬糞の川流れ」。かつて金丸先生が言った言葉だ。馬糞は川に入ったらバラバラになって、ひとつには戻れない。何としても政権を取って、国民のためにその権力を行使する。そのために国会議員はいるのだから、政権を取る意識のない野党はもはや存在理由はない。

 もっとも、自民党だって似たようなものだ。政権にあって、権力を手放したくないという意識で結びついているだけ。本当に国家的な危機が来た時には、自民党自体もこのままではすまない。

 例えば、19日のトランプ大統領との首脳会談で「イラン戦争に参加しろ」と言われたら高市首相はどうするのか。断り切れないだろう。自衛隊を派遣したら戦争の当事国になってしまう。しかも、米国が仕掛けている戦争であって、日本の自衛戦争ではない。世論が納得するのか。自民党内だって異論が出る。

 そうなったら悲劇だ。日本政治の正念場になるし、戦争が長引けば国内経済はメチャクチャになる。中国もさらに厳しい態度に出てくるだろう。日中貿易に参加しているのは中小零細企業が多いから、これが止まったら大変なことになる。その一方で、私が一番恐れているのは中国の力が弱くなれば、北朝鮮が暴発する恐れも出てくる。

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