小沢一郎氏に聞いた(後編)これからの日本の政治をズバリ「乱世は政権交代より新時代の新政権。ガラガラポンだ」

公開日: 更新日:

 中道なんてもう無理だよ。中道も立憲も「馬糞の川流れ」。かつて金丸先生が言った言葉だ。馬糞は川に入ったらバラバラになって、ひとつには戻れない。何としても政権を取って、国民のためにその権力を行使する。そのために国会議員はいるのだから、政権を取る意識のない野党はもはや存在理由はない。

 もっとも、自民党だって似たようなものだ。政権にあって、権力を手放したくないという意識で結びついているだけ。本当に国家的な危機が来た時には、自民党自体もこのままではすまない。

 例えば、19日のトランプ大統領との首脳会談で「イラン戦争に参加しろ」と言われたら高市首相はどうするのか。断り切れないだろう。自衛隊を派遣したら戦争の当事国になってしまう。しかも、米国が仕掛けている戦争であって、日本の自衛戦争ではない。世論が納得するのか。自民党内だって異論が出る。

 そうなったら悲劇だ。日本政治の正念場になるし、戦争が長引けば国内経済はメチャクチャになる。中国もさらに厳しい態度に出てくるだろう。日中貿易に参加しているのは中小零細企業が多いから、これが止まったら大変なことになる。その一方で、私が一番恐れているのは中国の力が弱くなれば、北朝鮮が暴発する恐れも出てくる。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    やはり浮上した高市首相「9月退陣」シナリオ…支持率急落も反転攻勢のネタなく、不安材料ばかり目白押し

  2. 2

    高市首相の大誤算…30代女性の支持率ピークから40P減で「嫌われサナエは女性の敵」いよいよ鮮明

  3. 3

    来春の統一地方選の争点は「皇室典範」再改正で決まり 高市内閣支持率急落で野党にも一筋の光明

  4. 4

    「サナエトークン」の闇…集中審議で高市首相秘書の「陳述書」に矛盾発覚、疑惑さらに深まる

  5. 5

    内閣改造へ維新がポスト要求…大阪都構想に前のめり「馬場総務相」爆誕に自民が手ぐすね引く理由

  1. 6

    読売新聞の世論調査「皇室典範再び改正 愛子天皇を認めろ」に85%賛成の衝撃結果

  2. 7

    「将来の愛子天皇を認めろ」高市政権vs読売新聞でバトル激化! 皇室典範「再び改定」に世論の85%が味方

  3. 8

    これぞ維新クオリティー!「副首都法」成立直後に「同日選強行」断言…吉村代表が重ねた約束反故とデタラメ

  4. 9

    一番驚いているのは自民に入れた有権者 「数の力」をなぜ、こんなバカげたことばかりに使うのか

  5. 10

    高市首相「私生活の切り売り」どこまで? 多忙アピール癖に歴史あり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  2. 2

    やはり浮上した高市首相「9月退陣」シナリオ…支持率急落も反転攻勢のネタなく、不安材料ばかり目白押し

  3. 3

    (1)「警備員」って、こんなことまでやるんだっけ?

  4. 4

    高市首相の大誤算…30代女性の支持率ピークから40P減で「嫌われサナエは女性の敵」いよいよ鮮明

  5. 5

    趣里が裏切り不倫報道の夫・三山凌輝に三くだり半を突きつける“Xデー”…伊藤蘭と水谷豊もついに離婚要求か

  1. 6

    『ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス』「5人目」の見事なギターに出し抜かれたジョージの悲哀

  2. 7

    副首都法案賛成「チームみらい」に野党カンカン! 修正協議で“デジタル活用”の一言になびくモロさ

  3. 8

    “DAIGOの妻”となった北川景子が「家売るオンナ」で本格復帰

  4. 9

    ウッチャン、くりぃむしちゅー、森高千里、高良健吾…熊本県の高いスター輩出率、郷土愛と復興への連帯

  5. 10

    川口春奈&板倉滉もそう? なぜ格差婚はつまづき、同格婚は続くのか