政権内で孤立する“裸の高市首相” 「ストレス高じて心因性疾患」を危ぶむ声

公開日: 更新日:

 高市首相は予算案の年度内成立を断念した30日の自民役員会でこう言って悔しさをにじませた。

 それでも高市首相は、早期成立を諦めず、参院自民に対して自らが出席する集中審議の1、2両日開催と3日の採決日程を組むよう求めたが、ままならず。

■旧態依然にあぐらをかく自民幹部

「本来、国会審議や採決の日程は議運(議会運営委員会)で決めます。参院の場合は委員長を入れて自民、維新が25人中13人いますから、3日の予算委員会採決はやろうと思えばできた。それをやらずに旧態依然の国対政治にあぐらをかく参院自民の幹部連中が総理は我慢ならない感じです」(官邸ベテラン職員)

 高市首相といえば、本欄で前回触れたが、松本洋平文科相の下半身スキャンダルの尻ぬぐいで木原稔官房長官に蚊帳の外に置かれたり、ホルムズ海峡への自衛隊派遣をめぐっては“官邸の重鎮”今井尚弥内閣官房参与との軋轢が報じられている。先の総選挙に大勝し、高い支持率を誇ってはいても、周辺はみんなソッポを向き、言うことを聞かない。トランプが裸の王様なら、こっちも裸の女帝か。

 仮想通貨“サナエトークン”疑惑もくすぶり続け、官邸スタッフからは過度のストレスによる心因性疾患を危ぶむ声すら聞こえてくる。トランプと違い、意外にもろいかもしれない。 (特命記者X)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市首相が長崎被爆者団体に“ガン飛ばし”で大炎上! 会長あいさつ「戦争知らない」に過剰反応?

  2. 2

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  3. 3

    長崎平和式典で注目 国光文乃外務副大臣の「黒歴史」…高市首相の傲慢ヨソに「非核三原則」堅持明言

  4. 4

    高市首相がキーパーソン片山財務相“切り捨て”画策…内閣改造・党役員人事「もう1つの焦点」に

  5. 5

    自民党新幹事長は有村治子総務会長の横スベリか… 安倍人事をなぞるのが高市人事

  1. 6

    高市首相が改造人事で払わされる代償…消費減税めぐり麻生副総裁の「要望」を一蹴していた

  2. 7

    消費税減税は内閣支持率V字回復の“起爆剤”にならず…あてが外れた高市自民の大誤算

  3. 8

    福岡県議会の「政治とカネ」疑惑が拡大 永田町に“飛び火”で自民党議員が戦々恐々

  4. 9

    9月党人事を前に深まる鈴木幹事長とのミゾ…支持率急落の高市政権「裏金軍団復権」の時限爆弾

  5. 10

    長崎でも高市首相はスカスカ挨拶…戦争責任「反省なんかしておりません」95年の発言がSNSで猛拡散

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  3. 3

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  4. 4

    甲子園史上最速156キロ横浜・織田翔希にNPBスカウト早くも白旗 「直メジャー」なら契約金5億円も

  5. 5

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

  1. 6

    皇族費増額の彬子女王、ブータン訪問にまた波紋…同行・伊藤穰一氏とエプスタインの“過去”

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    「VIVANT」は観光客を呼べる! ロケ地巡りビジネスが大繁盛

  4. 9

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 10

    京都・向日市、府内初の130メートル級、ゆがんだ建設計画に立ち向かう辣腕弁護士