戦車暴発はどうなった? 殺人兵器輸出で成長戦略の情けなさと浅はかさ

公開日: 更新日:

日本産兵器を輸出相手国が評価するかは不透明

高市首相と共にトップセールス(C)日刊ゲンダイ

 戦車暴発で亡くなった自衛官の葬送式に高市首相は欠席した。さまざまな理由があるのだろうが、そのくせ武器輸出にはシャカリキだ。

 大分の痛ましい事故の原因もわからないまま国産兵器が売り物になるのか。

 ここ数年、ヘリの墜落事故が相次いでいるが、この商売の怪しさを東京新聞のコラムニストも指摘。 

  ◇  ◇  ◇

 兵器輸出ができる状況なのか。

 大分県の演習場で起きた戦車暴発事故で死亡した陸上自衛隊の3人の葬送式が26日に営まれた。

 事故があったのは21日。高市政権が防衛装備移転三原則と運用指針を改定し、殺傷能力のある兵器輸出を解禁したその日である。同県の日出生台演習場で、10(ひとまる)式戦車の射撃訓練中に車内で砲弾が破裂し、車体上部の「砲塔」に乗っていた隊員3人が亡くなり、1人が重傷を負う痛ましい事故だった。 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り2,657文字/全文3,037文字)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン

  2. 2

    来春の統一地方選の争点は「皇室典範」再改正で決まり 高市内閣支持率急落で野党にも一筋の光明

  3. 3

    内閣改造へ維新がポスト要求…大阪都構想に前のめり「馬場総務相」爆誕に自民が手ぐすね引く理由

  4. 4

    「愛子天皇」阻止が直撃…高市内閣「支持率」暴落、「不支持」と逆転で首相も応援団も大焦り

  5. 5

    「骨太」どころか「骨粗しょう症」では…財源見通しも具体策もない空っぽ成長戦略に広がる高市政権への不信感

  1. 6

    これぞ維新クオリティー!「副首都法」成立直後に「同日選強行」断言…吉村代表が重ねた約束反故とデタラメ

  2. 7

    一番驚いているのは自民に入れた有権者 「数の力」をなぜ、こんなバカげたことばかりに使うのか

  3. 8

    自民内からドタバタ会期末の“元凶”維新と「手を切れ」の声続出も…高市政権「連立」に固執で行き詰まり必至

  4. 9

    やっぱり副首都法案は「大阪ありき」“クセ強”野党議員の追及に維新まともに答えられずポンコツ露呈

  5. 10

    高市首相が追い込まれ「陳述書」提出で墓穴…中傷動画&サナエトークン両疑惑が蒸し返される大誤算

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    愛子さまが8月に伊勢神宮「式年遷宮」視察へ 将来は「祭主」を継ぐ可能性も

  2. 2

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  3. 3

    バレーボールとビーチバレーで五輪4度出場 高橋有紀子さんは横浜で寿司屋の女将になっていた

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  1. 6

    巨人橋上監督代行は本当に「今季限り」でいいのか…他球団から“引き抜き”に要注意

  2. 7

    これぞ維新クオリティー!「副首都法」成立直後に「同日選強行」断言…吉村代表が重ねた約束反故とデタラメ

  3. 8

    検察組織は落ちるところまで落ちた 東大法卒の「特捜部エース」が“ヒモ”とは…世の中真っ暗闇

  4. 9

    不倫疑惑報道の三山凌輝 要注意人物でも“不適切密会”に持ち込めてしまう「人たらし」の極意に迫る

  5. 10

    「ブルーカラー・ビリオネア」には到底なれない…60代の元ブルーカラーは今無職