9月党人事を前に深まる鈴木幹事長とのミゾ…支持率急落の高市政権「裏金軍団復権」の時限爆弾
■「萩生田幹事長」なら麻生副総裁を敵に回すことに
党内で存在感を増しているのは、萩生田氏だけではない。同じ旧安倍派5人衆のうち、西村康稔選対委員長は9月に控える「天王山」の沖縄県知事選のため、頻繁に現地入り、精力的な動きを自身のSNSでアピール。松野博一組織運動本部長も国旗損壊罪の党内PTの座長を務めるなど、「高市印」の政策実現に尽力した。裏金事件で離党勧告処分を受けた世耕弘成元経産相も復党願を提出し、6日から審査が始まった。
裏金軍団が復権を目指し、高市首相のためにせっせと汗を流しているが、彼らを人事で重用すれば、裏金事件の責任逃れを蒸し返されるのは必至。何より世論が許さない。
「鈴木さんの背後には、義兄でもある麻生さんがおり、幹事長から外せば、政権の後ろ盾である麻生さんを敵に回すことになりかねない。萩生田さんも麻生さんとの関係は良好で、亀裂が生じるような状況なら幹事長を固辞するのではないか」(前出の自民党関係者)
旧安倍派内でも裏金事件から逃げた5人衆への不満は根強い。高市首相にとって9月人事は「時限爆弾」。炸裂=失敗でさらなる支持率低下を招けば、命取りとなる。
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