何だったんだ「金正恩死亡説」…元気ハツラツで電撃訪中はAPEC米中ロ朝会談への布石か
■トランプ大統領は金総書記に会いたがっている
「金正恩死亡説の発信源は、米国在住の中国人反体制活動家の謝万軍氏。中国当局が非合法とする政治団体『中国民主党』主席を名乗り、習近平死亡説を流したこともある。注目を集めたいだけなのか、愉快犯なのか、意図は不明です。SNSを通じて金正恩死亡説が急拡散すると、北朝鮮側も即反応。国営メディアが視察写真を公開するなど、火消しに躍起になっていた。もっとも、北朝鮮指導者をめぐる死亡説が流れるのは珍しくない」
ハッキリしているのは、暗殺を極度に警戒する金正恩総書記はもくろみなく国を出ないということだ。来月中旬には習近平主席がホストを務めるAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議が深圳で開かれる。出席するロシアのプーチン大統領の呼びかけで、米中ロ首脳会談の実施が持ち上がっている。習近平主席は了承し、米国のトランプ大統領も前向き。そのトランプ氏は金正恩総書記に会いたがっている。飛び入り参加の布石なのか。
「金正恩氏はトランプ氏にさほど関心を持っていない印象ですが、米朝対話があるとすれば、米中間選挙の結果次第でしょう。共和党が上下両院で少数派に陥れば、トランプ氏はレームダック必至。出張る価値はない」(太刀川正樹氏)


















