高市首相「ワタクシ悲願」の消費税減税法案で国会答弁“逃げ恥作戦”画策も失敗確実
自民党内から「応ぜざるを得ない」
先の特別国会で分かったように、高市首相はとにかく一問一答の委員会での答弁を嫌がる。そのため「首相の国会出席削減」が持論の村井英樹国対委員長を抜擢したのだが、村井氏は野党側の要求に「重く受け止める」と苦しい立場だ。自民関係者は時事通信の取材に「首相出席は応ぜざるを得ないだろう」との見方を示したという。
少数与党の参院では、高市首相のトンズラはさらに困難だ。
参院での消費税減税法案の審議は、日程設定や答弁者の融通が利く、特別委員会を設置して実施されることになった。委員長ポストは自民が取ったものの、委員数は与党19人に対し、野党20人。法案に賛成を表明している日本保守党の議員は委員ではなく、現状、可決は難しい。
追い込まれた自民は、野党の求める首相の委員会出席について、「最大限尊重する」(磯崎仁彦参院国対委員長)と前向きな姿勢を取らざるを得なくなっている。
「法案を成立させるためには、参院で国民民主党か公明党の賛成が欲しい。そのためにも、『高市総理の委員会出席』というカードを切るしかない」(政界関係者)
高市首相は今月中旬、中国で開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)出席のために外遊予定だが、先月のG7オンライン首脳会議を欠席したくせに「国会より外交優先」とは言えないはずだ。「私はこれまでも国会から出席の要請があれば出席し、誠実に答弁した」とカッコつけているし、「私の悲願」なのだから、積極的に委員会に出て答弁すべきだ。
◇ ◇ ◇
高市政権の暴走の数々については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。


















