「マー君争奪資金」捻出か? 大物メジャー選手FA移籍が本格化

公開日: 更新日:

 このオフのメジャーの移籍市場は、やはり田中将大(25)を中心に動いているということか。

 新入札制度(ポスティングシステム)が日米間で基本合意したこの週末にかけて、田中争奪戦で本命視されるヤンキース絡みの大物FA選手の移籍先がバタバタと決まり出したからだ。

 ヤンキースは黒田博樹投手(38)と1年16億円で再契約。さらにベルトラン外野手(36=カージナルスからFA)を3年45億円で獲得。一方、ヤンキースからFAになっていたカノー二塁手(31)は10年240億円でマリナーズ、グランダーソン外野手(32)は4年60億円でメッツに移籍した。

 ヤンキースは、カノーの莫大な要求を拒否。手広く補強をしながら、着々と田中資金をため込んでいる。同様に田中に熱心なドジャースは、豊富な外野手の放出を画策し、市場の動きを注視する。主力にFA選手を多く抱えるカブスが目立った動きをしていないのは、やはり田中にドカンと資金をつぎ込むつもりか。移籍金の上限を20億円に設定した上で、おのおのソロバンをはじいているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー