さいたまSアリーナは異例…全日本“大箱”開催でスケート連盟荒稼ぎ

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「日本だけの選手権としては異例ですよ」

 21日から開催される「第82回全日本フィギュアスケート選手権」について、アマチュアスポーツを担当するマスコミ関係者がこう言っている。

 今回の「全日本フィギュア選手権」は大会史上初めて、さいたまスーパーアリーナ(埼玉)で行われる。コンサートやテレビ番組の収録で使われる関東屈指の大会場で、「メーンアリーナ―センターステージ」の最大収容人数は約1万8000席。過去の大会会場と比較すると、一昨年のなみはやドーム(大阪=約6000席)の何と3倍だ。

「来年2月のソチ五輪など、4つの国際大会の最終選考会であると同時に、国内で見られる浅田真央安藤美姫鈴木明子らの最後の真剣勝負の場でもある。ソチ五輪で金メダルを狙う浅田は来年3月に同会場で行われる世界選手権では、すでに燃え尽きており、演技については期待できない。安藤もおそらく同選手権には出られないだろう。日本スケート連盟とすれば、この大会に多くのファンが集まると見込んで、会場設定したのでしょう」(前出のマスコミ関係者)

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