さいたまSアリーナは異例…全日本“大箱”開催でスケート連盟荒稼ぎ

公開日: 更新日:

「日本だけの選手権としては異例ですよ」

 21日から開催される「第82回全日本フィギュアスケート選手権」について、アマチュアスポーツを担当するマスコミ関係者がこう言っている。

 今回の「全日本フィギュア選手権」は大会史上初めて、さいたまスーパーアリーナ(埼玉)で行われる。コンサートやテレビ番組の収録で使われる関東屈指の大会場で、「メーンアリーナ―センターステージ」の最大収容人数は約1万8000席。過去の大会会場と比較すると、一昨年のなみはやドーム(大阪=約6000席)の何と3倍だ。

「来年2月のソチ五輪など、4つの国際大会の最終選考会であると同時に、国内で見られる浅田真央安藤美姫鈴木明子らの最後の真剣勝負の場でもある。ソチ五輪で金メダルを狙う浅田は来年3月に同会場で行われる世界選手権では、すでに燃え尽きており、演技については期待できない。安藤もおそらく同選手権には出られないだろう。日本スケート連盟とすれば、この大会に多くのファンが集まると見込んで、会場設定したのでしょう」(前出のマスコミ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?