クロアチアを救ったFWマンジュキッチの“エゴイズム”
さすが「エゴイスト」と呼ばれるだけある。
■うっぷん晴らしの2ゴール
しかし、負けたら1次リーグ敗退の崖っぷちに立たされたクロアチアは、そのエゴイストを必要としていた。カメルーン戦では前半11分、ポストプレーで相手DFのクリアミスを誘い、FWオリッチの先制ゴールを演出。後半16分に3点目をヘディングで決め、後半28分にはGKがはじいたこぼれ球を押し込んでダメ押しとなる4点目を挙げた。
W杯欧州予選のアイスランドとのプレーオフ第2戦に退場処分を受けたことにより、W杯第1戦のブラジルとの試合に出場できなかったうっぷんを見事に晴らした。