今秋ドラフトは早大・有原一本かぶり…高校生は壊滅状態か

公開日: 更新日:

「超高校級」投手が揃って低調なだけに、スカウトの間では大学、社会人の評価が上がっている。

「中でも、『大学ナンバーワン投手』である有原航平(早大)に人気が集中している。すでに3~4球団の1位指名が確実視されていますが、11日から20日までオランダで国際試合を戦う日本代表に選ばれなくて正直、ホッとしている球団は多い。来年に世界大会のユニバーシアードが控えており、大学3年以下が優先的に選ばれたという話もあるものの、選ばれていたら、恐らくエースとして酷使されたはず。有原は、高校時代から肘に疲労が蓄積しやすいという。代表戦でも問題なく投げられるだろうが、早大の岡村監督は有原の将来のことを考えて、リーグ戦でもイニング数、登板日程にはかなり気を使っていたくらいだからね」(在京球団のスカウト)

 プロ球界は慢性的な投手不足。統一球が飛びやすくなったことで、特にセでは打高投低の傾向がハッキリ出ている。阪神広島ヤクルトに加え、パでもロッテ西武などが即戦力投手を指名する方向性を示している。

 今秋ドラフトは「有原ドラフト」になる気配だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々