U-18 スカウトがタイまで追いかける高校生はこの2人
「注目するのはこの投手とあの野手ですね」
とは、某パ球団のスカウト。9月1日からタイで行われるアジア野球選手権(U-18)で注目する高校日本代表選手を2人挙げた。
「投手では昨夏の優勝投手である高橋光成(前橋育英)、野手では浅間大基(横浜)。ファンの注目は高校ナンバーワン野手の岡本和真(智弁学園)に集まるでしょうが、彼は先日の夏の甲子園に出ているし、ほぼ評価は終わっている。あとの選手は、例えば昨春優勝投手の小島和哉(浦和学院)が早大に進学するそうだし、大半の選手は大学に進学すると聞いている。夏の甲子園に出ていないプロ志向が強い2人が大舞台でどんな姿を見せるかが気になります」
この日、日本代表は奈良県生駒市のグラウンドで始動。高橋広代表監督(鳴門渦潮)からエースに指名された高橋は、「去年の(W杯)参加経験を生かして、チームを引っ張りたい。期待にこたえないといけない」と言い切った。
昨夏の優勝以降、本来の調子には及ばず、1月には右手親指を骨折。群馬大会3回戦の健大高崎戦では自己最速にあと1キロと迫る147キロをマークしたが、8回6失点と打ち込まれた。