錦織圭がフェレール下し4強 アジア初ツアー最終戦出場決定
男子プロテニスのマスターズ・パリ大会第5日は10月31日、現地でシングルス準々決勝が行われ、第6シードで世界ランキング7位の錦織圭(24)が、第4シードで同6位のダビド・フェレール(32=スペイン)と対戦。3―6、7―6、6―4のフルセットの末に勝ち、11月9日から始まるロンドンでのツアー最終戦への出場を決めた。
第1セットを落とした錦織は、続く第2セット、タイブレークでフェレールに4ポイント先取されリードを許しながら逆転。ファイナルセットにも競り勝った。錦織は準決勝で、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
シーズン最終戦のATPツアー・ファイナルは、年間成績などの上位8人のみが出場できる大会。すでにジョコビッチ(セルビア)、フェデラー(スイス)、ワウリンカ(スイス)、マリー(英国)と、4大大会優勝者枠のチリッチ(クロアチア)の出場が決定しており、この日の準々決勝で勝ったトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)と錦織を加え、計7人の出場が確定した。