デーブ監督絶賛も…楽天・安楽のブルペン入りは“諸刃の剣”

公開日: 更新日:

「オレ、バッター目線で見たけど……(内角に)差された」

 ブルペン捕手の後ろから見守った楽天の大久保監督が、思わずこううなった。

 ドラフト1位右腕の安楽智大(18)が2日、初めてブルペン入り。捕手を立たせて、直球を中心に42球を投げた。懸念されている右ヒジについては「不安はない」と言い、「まだ本調子じゃない。ブルペンに入れただけでも収穫」と笑みを見せた。

 楽天首脳陣が恐れているのが右ヒジ痛の再発。772球を投げた高校2年の春の甲子園後に痛め、昨年もケガの影響に悩まされていた。他の日本人投手が全員初日からブルペンに入る中、首脳陣が安楽だけストップさせたのは無理をさせないためだ。

 そんな安楽を一軍キャンプに抜擢したのは、目の届くところに置いて管理するためといわれている。本人が「右ヒジはもう大丈夫」と言っている以上、二軍スタートでは「早く一軍に」という気持ちが先行しすぎて、むちゃなアピールもしかねない。

 だが、MAX157キロを誇る剛腕を目の前で見せられたら、大久保監督もどこまで我慢できるか。

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