「非行のデパート」白鵬の大鵬超えは大相撲崩壊の始まり

公開日: 更新日:

「スポーツ新聞はなぜ書かないのか!」

 日刊ゲンダイ本紙編集部に1本の電話がかかってきた。相撲ファンを名乗る読者はこう続けた。

「最近の白鵬の素行はひどい。私の思っていた通りのことをゲンダイさん(19日付)が書いてくれました」

 この電話の数時間後、大相撲初場所13日目にして横綱白鵬(29)が優勝を決めた。結びの一番では稀勢の里と同体になるも、取り直しで圧倒。33回目の優勝は大鵬の記録を抜いて歴代単独最多となり、スポーツマスコミは「大鵬超え!」「33度目V」と大騒ぎだ。

 しかし、この性悪横綱が大鵬の記録を抜いたことは、相撲界にとっては嘆くべきことである。

 品のないモンゴル人横綱は、張り差しという姑息な手を使うことは日常茶飯事。何を勘違いしているのか、本来は相手の上体を起こすためのかち上げを、プロレスラーのように顔面へのヒジ打ちに使っている。自分が見せる立ち合い変化は、相手にやられた途端に「横綱相手にふさわしい手ではない」と激怒。さらに土俵でのダメ押しのみならず、土俵下に落ちても相手を突き飛ばすこともある。懸賞金の受け取り方も謙虚さに欠けている……と、相撲ファンが顔をしかめる非行を挙げればキリがない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  2. 2
    「ダルよりすごい」ムキムキボディーに球団職員が仰天!プロ3、4年目で中田翔より打球を飛ばした

    「ダルよりすごい」ムキムキボディーに球団職員が仰天!プロ3、4年目で中田翔より打球を飛ばした

  3. 3
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

  4. 4
    22年は尻回りが推定1.5倍に増大、投げても打ってもMLBトップクラスの数値を量産した

    22年は尻回りが推定1.5倍に増大、投げても打ってもMLBトップクラスの数値を量産した

  5. 5
    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

  1. 6
    橋下徹氏&吉村知事もう破れかぶれ?万博の赤字に初言及「大阪市・府で負担」の言いたい放題

    橋下徹氏&吉村知事もう破れかぶれ?万博の赤字に初言及「大阪市・府で負担」の言いたい放題

  2. 7
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  3. 8
    大谷の2023年は「打って投げて休みなし」…体が悲鳴を上げ、右肘靭帯がパンクした

    大谷の2023年は「打って投げて休みなし」…体が悲鳴を上げ、右肘靭帯がパンクした

  4. 9
    「横浜愛」貫いた筒香嘉智 巨人決定的報道後に「ベイスターズに戻ることに決めました」と報告された

    「横浜愛」貫いた筒香嘉智 巨人決定的報道後に「ベイスターズに戻ることに決めました」と報告された

  5. 10
    河野太郎大臣「私は関わっておりません」 コロナワクチン集団訴訟で責任問う声にXで回答…賛否飛び交う

    河野太郎大臣「私は関わっておりません」 コロナワクチン集団訴訟で責任問う声にXで回答…賛否飛び交う