朝青龍が白鵬擁護 修正不能なモンゴル勢と世間の“ズレ”

公開日: 更新日:

 今回の件は白鵬が会見を開いて、謝罪をすれば済む問題だった。それをバラエティー番組にゲスト出演した際についでのように謝り、それ以降はだんまり。反省の色がまるで見えないから騒動が収まらないのだ。

 モンゴルの先輩力士である旭天鵬は「(千秋楽の翌日は朝)4時に別れた後、焼き肉に行ったみたい。飲みすぎていたんだろうし、悪気はないと思う」とかばったが、会見が午前中にあると知りながら明け方まで飲み歩くこと自体がおかしい。

 白鵬は2日の健康診断も体調不良を理由に欠席。1日に「白鵬杯」という子供相撲大会が国技館で行われており、その打ち上げで深酒しすぎたからだという。そもそも、健康診断の前日に酒を飲むバカがどこにいるのか。横綱としての品格、態度以前に社会人として問題あり、だろう。

 昨3日は成田山新勝寺で行われた豆まきに喜々として参加した白鵬。ある角界OBは「カネになるイベントにはご執心なんだよ」と言う。

「豆まきは謝礼金がもらえるから、力士の小遣い稼ぎにはもってこいのイベント。白鵬杯だって企業がスポンサーに付いている。一夜明け、会見や健康診断などは重要だけど、出席したって一文にもならないからね」

 さっさとモンゴルに帰ってもらって結構だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る