なぜだ? アギーレ後任報道が一気に沈静化の不思議

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■協会は“引き抜き”違約金には消極的

 契約金の問題もある。

 アギーレに関しては、「サッカー協会と2年ごとに内容を見直すという契約を交わし、半年や1年で解任されても2年分の年俸が保証されている」(サッカー関係者)という。アギーレの年俸は2億円。任期は半年でも2年分=4億円が懐に入る。余計な出費にサッカー協会は頭を抱え、新監督や新コーチなどスタッフの総年俸額が「上限3億円」に設定してあるというのだ。

「たとえばラウドルップの場合、契約期間中に引き抜くと所属クラブから億単位の違約金を請求される。日本サッカー協会は緊縮財政なので、欧州や中東リーグが終了してから契約を結べばいいと技術委員会は考えている。これも次期監督報道が先細りになった原因です」(前出の関係者)

「ラウドルップに違約金払って“引き抜き”も」「最終局面」といった報道もあるが、協会がそんな“剛腕”を振るえるとは限らないのだ。
 

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