<第4回>母はバドミントンの全国大会で陣内貴美子と対戦

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 加代子の父・明は中学時代、野球部に所属してエースで4番だった。短距離の記録がしばらく破られずに残っていたそうだから、運動神経は良かった。

 工業高校を出て大手電機メーカーに就職、「技術職というか、もともとは現場でした」(加代子)。定年まで勤め、いまは自宅近くに畑を借り、収穫した野菜を岩手の大谷家に送ってくれている。

 大谷の父親が野球なら、母親の加代子はバドミントンに打ち込んだ。

 始めたのは小学校5年生のとき。自宅近くにクラブチームがあり、メンバーを募集していた。

「親に『暇ならスポーツでもすれば』と言われて」、ラケットを握るようになった。

 中学時代はバドミントン部に所属。3年時、神奈川県代表のメンバーに選ばれ、全国大会へ。団体女子の部で準優勝した。

 このとき敗れた相手は後に92年のバルセロナ五輪に出場した陣内貴美子(51)のいた熊本県だった。全国大会決勝も含め、同学年だった陣内とはこの後も何度か対戦することになる。

 卒業後はインターハイの常連だった神奈川県立横浜立野高校へ進学した。

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