川勝良一氏が指摘 ハリル監督は“緩い”国内組に宿題を与えた

公開日: 更新日:

 そもそも、サッカーは「シュートを打つためにどう工夫するか」というスポーツ。従来の日本代表はシュートやゴールよりも、中盤でのビルドアップが重視され、「ゴール前に行くのにどうするか」が優先された。

■今のままではJチームはAFCで勝てない

 ウズべキスタン戦後半、ハリルホジッチ新監督はあえて相手ゴール前に攻め込まず、相手を攻めさせることでスペースをつくり、そこをカウンターで狙って4ゴールを決めた。意識と戦い方を変え、ゲームプランを変更して成功した好例だ。

 新体制の2試合を見た上で、あえて厳しいことを言わせていただく。

 国内組が代表戦で見せた「攻守に激しく、運動量の多い」サッカーをJリーグでも継続していかないと、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)では勝てないということである。

 新監督のタフなサッカー、走るサッカーを、Jリーグはしっかりと学ばなければいけない。

 今回の2試合で、代表選手全員は宿題を与えられたと思う。Jリーグで緩いサッカーをやっていてはいけない。Jリーグのみならず、欧州組にしても、所属クラブでタフなサッカーを持続していける選手は誰か? 今後も注目していきたい。

▽川勝良一(かわかつ・りょういち) 1958年4月、京都市生まれ。法政大在学中に日本代表入り。V川崎、神戸、福岡、京都でJ監督を歴任。現役時代は読売クラブ(現東京V)で背番号10の技巧派MFとして知られた。現在はスカパー解説者。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジとTBSは「朝8時戦争」“初打席”で空振り三振…テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」独走いよいよ決定的

  2. 2

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    フジ「月9」ドラマ初主演の北村匠海 映画では“共演者連続逮捕”のジンクスに見舞われたが…

  5. 5

    ローム、東芝・三菱電機が統合へ…パワー半導体をめぐる3社連合をデンソーが買収か

  1. 6

    元参院議員・野末陳平さん94歳 大病知らずだったが、2年前に2度の全身麻酔手術を経験

  2. 7

    中島裕翔に新木優子と熱愛報道 ファンから囁かれるHey! Say! JUMP脱退の背景と“問題児”の過去

  3. 8

    新木優子と結婚した中島裕翔は大正解! 吉田羊との“合鍵愛”報道から10年目…

  4. 9

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  5. 10

    「高齢者=賃貸NG」は思い込みだった? 家主が恐れる“4つの不安”を解消する方法