米国では日常茶飯事 「世紀の大トレード」日本からなぜ消えた

公開日: 更新日:

 大型トレードに踏み切れるだけの度胸をもった球団フロントも減った。

「親会社から派遣されてきたフロントは冒険をせず、保身に走りがちです。彼らの多くは数年すれば、本社に戻れる。だから、自分が赴任している間は波風を立てたくない。特に出血を伴う大型トレードは失敗した時に責任問題になりかねませんからね。『そんなことをして、失敗したら誰が責任を取ると思っているんだ』と、自分のことしか考えていないフロントが球界に増えた。これでは大型トレードなんてできるはずもない」(前出OB)

 ファンの反発を恐れる腰抜け揃いでは、思い切ったチーム編成なんてできるわけがない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学