世界卓球でメダル狙う 石川佳純が語った驚異の「肉体改造」

公開日: 更新日:

「持っている力を全て出し切り、シングルス、ダブルスともメダルを取りたい」――。

 卓球の世界選手権(26日開幕)に出場する日本代表選手団が24日、開催地の中国・蘇州に向け出発。搭乗を前に取材に応じた女子世界ランク5位の石川佳純(22)が、こう言って単複でのメダル獲得を誓った。

 今回は日本女子トップの第5シードにエントリーされ、シングルスでは準々決勝まで強豪の中国勢との対戦はない。日本のエースとして大会に臨むだけに「練習は十分にしてきた。一戦一戦、大事に戦えば結果はついてくる」と手応えを口にした。

 個人で初の表彰台を狙う石川を支えるのは強靱な下半身だ。一昨年の10月から肉体改造に取り組み、中でも足腰を重点的に強化してきた。

 トレーニング開始当初はバーベルを使ったスクワットで10キロを持ち上げるのがやっとだったが、最近では40キロの負荷にも耐えられるようになったそうだ。

 課題のひとつだったスタミナ切れによるパフォーマンスの低下に関しても、「体力的に浮き沈みがなくなったので、プレーも安定するようになった」と肉体改造の効果を口にしている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー