「日本に戻るべき」 絶不調のイチローにオリ時代の“恩師”直言

公開日: 更新日:

「試合で打席に立って、自分のフォーム、『間』を取り戻すしかありませんが、今のマーリンズではそこまで我慢してイチローを使ってくれるとは思えません。日頃の打撃練習で修正するしかないでしょう。練習では遅い球をショートの頭上を狙って打つことを繰り返しやるべきです」

――イチロー本人は不振の原因を分かっているのでしょうか?

「当然、自分でも打撃フォームの狂いを感じているはずです。分かっていながら修正できないのは焦りがあるからでしょうね。イチローほどの打者が、ここまで悪くなっているのだから、好調時の状態に戻すにはしばらく時間がかかるかもしれません」

――40歳を過ぎてそろそろ限界が近づいているのではないですか?

「彼は根っからの野球小僧です。毎日毎日、プレーしてこそ持ち味が生きるし、ベストパフォーマンスを発揮できる。メジャーでは出場機会が限られてしまう以上、日本に戻ってプレーすべきだと思いますね。米国では日米通算の記録は認められていない。メジャーで3000安打を放つのが今季のモチベーションになっているようですが、日本での安打数を上積みすることを考えてもいいと思います。現役の最後は日本でプレーした方がいいでしょうね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議