ヤクルト下し首位再浮上も…巨人を待ち受ける「魔の8月」

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 なかでも苦慮しているのがエースの菅野。今季、ヤクルト以外の4球団には対戦防御率が1点台も、ヤクルト戦に限れば防御率7.11。神宮では6月28日に先発し、七回途中6失点でKOされるなど、新人年(13年)から1勝も挙げていない。

 また、残りのヤクルト戦は5カードのうち3カードが火曜日のスタート。ヤクルトは現時点でこの日先発した小川が火曜中心で起用されている。この日は6回5得点でKOしたが、通算で9回対戦して2回しか勝てていない。ヤクルトのローテが再編されない限り、苦戦する右腕と3度も対峙しなくてはいけない。

 今季のセは、首位の巨人から最下位中日まで4.5ゲーム差の大混戦。全6球団がホームで勝ち越しながら、ロードで負け越している。今後はロードが優勝争いのカギを握ると同時に、対戦カードによって戦局が変わる可能性はある。勝負どころの8月に苦手の神宮、小川との試合が続くとすればいよいよ厄介だ。

 巨人は首位浮上といっても、連敗すれば最下位転落の危険もある。苦戦必至の8月を避けて通りたいくらいだろう。

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