為末大、有森裕子も…新国立にアスリートも「反対」の大合唱

公開日: 更新日:

 新国立競技場の現行案について、アスリートたちが次々に反対の声を上げている。

 元陸上男子の為末大氏(37)は自身のホームページ(HP)で「3つの立場から今の案に反対」と表明。理由として「サブトラックがない」「スポーツがお荷物だと思われるのはいや」「どう考えても経済的に負担が大きすぎる」などを挙げている。

 招致活動に協力し、五輪で銀、銅メダルを獲得した元女子マラソンの有森裕子氏(48)も、6日のシンポジウムで「オリンピックが、皆さんの負の要素のきっかけに思われるようなことは本望ではない。一人でも多くのオリンピアンが応援していただけるよう、何かできれば」と涙で直訴。

 元ラグビー日本代表の平尾剛氏(40)も自身のツイッターで「おかしいでしょ! やっぱり。声、あげませんか、スポーツ界の中から! こんな不条理は断じて許せない」と怒り爆発だ。

 新国立を巡っては、建設から解体までのコストが1兆円を超えると試算する専門家もいる。一刻も早くやめた方がいい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」