異様なまでの“五郎丸人気”と未熟すぎる日本のラグビー文化

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 スポーツライターの工藤健策氏は「日本のラグビー文化が未熟ということです」とこう続ける。

「ラグビーはサッカーに比べてルールが難しい。今回も、見ているファンのレベルに応じた解説者が2、3人は必要でした。それが生中継していた民放は、やっぱりお笑いタレントや芸能人をメーンに使う。スポーツ中継に芸能人はいりません。新聞やスポーツ紙も日本の3勝がすごい、すごいと称賛しているだけ。他の強豪国に比べて何が足りないのか、世界の選手育成の現状はどうなっているのかなど、ラグビーという競技を深く知りたいファンが報じて欲しいことはたくさんある。日本代表が帰国してからのマスコミは他国の試合はほとんど無視。キックの前に独特なポーズを見せる五郎丸(29)ばかりにカメラを向けてきた。特に女性はラグビーそのものより、五郎丸のファンに過ぎない。サッカーのW杯の時もそうです。この国のマスコミは報じるべきことよりもにわかファンに受けること、商売優先の報道ばかりです」

■五郎丸は「メディアのスーパースター」

 ラグビーファンが増えるいい機会と思ったのだろうか。五郎丸自身もW杯から帰国してからテレビやイベントに出ずっぱりだ。

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