長嶋茂雄氏に頭下げ…1月11日の清原容疑者を名球会OB語る

公開日: 更新日:

 覚醒剤所持で逮捕された清原容疑者は1月11日に行われた「名球会ベースボールフェスティバル2016」に出場。セOB対パOBの試合では2打数2安打と活躍し、ガッツポーズも見せていた。同じパOBとしてベンチ入りしていた西武OBの山崎裕之氏は、当時の印象をこう語る。

「私は清原とは話もしていないし、さほど気にも留めていませんでした。それでも見る限りでは薬物を使っているような、おかしな様子はありませんでした。あまりにお腹が出ていたので気になったくらいですね。ただ、明るくプレーをしていたのが印象に残っています。昔はぶっきらぼうだった男が、本当に明るく楽しそうに野球をやっていた。週刊誌の薬物使用疑惑の報道から2年くらい経ち、いろいろと苦労や我慢もあったのか、人間が丸くなったな、と思っていたのですが……」

 イベントでは巨人長嶋茂雄終身名誉監督に「頑張りなさい」と言われると、差し出された左手を両手で押し頂き、深々と頭を下げた。

 かつてのライバルであった野茂英雄がマウンドに上がったときなどは、スマホで撮影。それはさながら、野球少年そのものだったという。

 これが最後のユニホーム姿となるのか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 5

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  1. 6

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  2. 7

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  3. 8

    【新連載】星野監督は講演会でいきなり「おまえはクソ生意気らしいから野村さんと全然あかんかったんやろ!」

  4. 9

    星野監督1年目…周囲から浮いても関係ない「今岡は変わった」と思わせたくてアップから全力だった

  5. 10

    ソフトバンク上沢直之への“取材NG”で雑音封印の配慮…昨季の山川穂高と同様、個別取材すべて却下

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  2. 2

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  5. 5

    【埼玉・八潮市道路陥没「2次被害」現場ルポ】発生2週間、水は濁り死んだ魚が…下水放流地で見た河川の異変

  1. 6

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  2. 7

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  3. 8

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  4. 9

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  5. 10

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”