ヤクルトからも心配の声…由伸巨人は深刻「貧打」継続中

公開日: 更新日:

 巨人が週末のオープン戦で昨季セ・リーグ優勝のヤクルトに連勝した。28日の試合は5-1の完勝も、昨季リーグ最低打率に泣いた貧打は今季も継続中だ。

 練習試合を含む実戦7試合の平均得点は3.3。キャンプ中はドラフト2位ルーキー重信の活躍が目立ったが、高橋由伸監督(40)が一貫して名前を挙げる「阿部、長野、坂本」といった主力の調子がなかなか上がってこない。

 本来ならこの日から捕手としてマスクをかぶるはずだった阿部は沖縄2次キャンプから一軍本隊に合流したものの、オーバーワークとなり、かえって調整が遅れた。この日も指名打者で出場。2タコでベンチに引っ込んだ。対外試合は8打数1安打、打率.125。バットは湿ったままである。

 こっちも2打数無安打でお役御免となった3番の坂本もしかり。この日、試合前のヤクルトの練習中にベンチに姿を現した。さる球団関係者が言う。

「『バットの軌道が安定しない。原因が分からない』と首をひねっていた。だから昨季トリプル3を達成した山田哲人の打撃練習を見て参考にしたかったんでしょう。でも、すでに終わっていて見ることはできず。残念そうにベンチ裏に下がっていく姿に、悩みの深さが表れていました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾