ヤクルトからも心配の声…由伸巨人は深刻「貧打」継続中

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 巨人が週末のオープン戦で昨季セ・リーグ優勝のヤクルトに連勝した。28日の試合は5-1の完勝も、昨季リーグ最低打率に泣いた貧打は今季も継続中だ。

 練習試合を含む実戦7試合の平均得点は3.3。キャンプ中はドラフト2位ルーキー重信の活躍が目立ったが、高橋由伸監督(40)が一貫して名前を挙げる「阿部、長野、坂本」といった主力の調子がなかなか上がってこない。

 本来ならこの日から捕手としてマスクをかぶるはずだった阿部は沖縄2次キャンプから一軍本隊に合流したものの、オーバーワークとなり、かえって調整が遅れた。この日も指名打者で出場。2タコでベンチに引っ込んだ。対外試合は8打数1安打、打率.125。バットは湿ったままである。

 こっちも2打数無安打でお役御免となった3番の坂本もしかり。この日、試合前のヤクルトの練習中にベンチに姿を現した。さる球団関係者が言う。

「『バットの軌道が安定しない。原因が分からない』と首をひねっていた。だから昨季トリプル3を達成した山田哲人の打撃練習を見て参考にしたかったんでしょう。でも、すでに終わっていて見ることはできず。残念そうにベンチ裏に下がっていく姿に、悩みの深さが表れていました」

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