本拠地スタメン五郎丸を待つ地元熱狂ファンの手のひら返し

公開日: 更新日:

 地元ファンを納得させるパフォーマンスが発揮できるか。

 スーパーラグビー(SR)クイーンズランド・レッズのFB(フルバック)五郎丸歩(30)が本拠地開幕戦となる5日のウェスタン・フォース戦のスタメンに抜擢されることになった。同僚選手が足首を負傷したため、タナボタで先発出場の機会が巡ってきたのだ。

 日本代表FBには、昨年のW杯(イングランド)での活躍から、本拠地ブリスベンのファンの期待は高い。2月に行われた交流イベントには五郎丸目当てに1000人近くが詰めかけたが、今後も地元ファンの支持を得られるかは働き次第だ。

 クイーンズランド州は多数の豪州代表選手を輩出するなど、国内でも有数のラグビーが盛んな土地柄。目の肥えたファンが多く、チームや選手に対してもシビアだ。豪州出身の選手はもちろん、助っ人となる外国人選手に対しては特に、期待通りの働きをしなければ容赦のないブーイングを浴びせるなど、熱狂的なファンばかり。

 ここ数年はグラウンドを離れても首脳陣や選手への個人攻撃が繰り返され、SNSなどで誹謗中傷するファンは少なくないという。これまで、そんな熱狂的なファンを恐れてレッズを退団した選手もいたそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

  3. 3
    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

  4. 4
    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

  5. 5
    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

  1. 6
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7
    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

  3. 8
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  4. 9
    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異