“負けず嫌い”が災い アスリートにギャンブル依存多い理由

公開日: 更新日:

 若くしてスポーツで成功した者は、マスコミがチヤホヤして有名になって大金も入る。周囲は何でもいうことを聞いてくれるし、少々の「脱線」には目をつむってくれるのがこの国だ。

「有名になればいろいろな人が近づいてくるし誘惑も多い。よほど自分を厳しく律しなければ、違法賭博に関与した今回の選手たちのように取り返しのつかないことになる。特にアマチュア競技の団体は、この機会に、選手教育を見直すべきです」(前出・碓井氏)

 成功すれば札束を手にできる一方で、大ケガをしたらスポーツ選手は終わりだ。競技人生こそが最高のギャンブルではないか。合法であれ、違法であれ、賭け事には手を出さない方がいい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり