“負けず嫌い”が災い アスリートにギャンブル依存多い理由

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「やめようと思ってもやめられなかった……」

 ギャンブルにはまった多くの者はこう口を揃えるが、裏カジノだけでなく、違法スロット店での賭博行為もバレたバドミントン選手の桃田賢斗(21)もそうだ。

「いけないことだとは分かっていたけど、入ってはいけないところに入る好奇心だったり、少し楽しんでいる自分もいた」

「勝負の世界で生きているので、ギャンブルの世界に興味があった。やめることができなかった」と語っていた。

 巨人選手が野球賭博に関与して無期限失格処分になってから半年も経たないうちに、今度はリオ五輪の金メダル候補が裏社会での遊びで、長期間公式競技から離れることになった。多くのファンや応援してくれる関係者を裏切ったわけだが、後悔してももう遅い。

 2010年に発覚した大相撲の野球賭博も、数十名に及ぶ力士や年寄などが関与。大関琴光喜と大嶽親方は解雇され、11年春場所が中止に追い込まれ大きな問題となったことは記憶に新しい。

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