谷原秀人 ドラマなし“パープレー優勝”で3000万円の不相応

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「会長なら『これくらいの風でスコアを伸ばせないようでは、世界では通用しません』と、もっと厳しく言うべきでした。そもそも日本人プロは最初から2位、3位でいいと思っているようにしか見えないのです。矢野東など前日、『明日も全ホールでピンに打っていくつもり。攻める気持ちはかなりある』と言いながら、ミスして首をかしげるばかり。追いかける立場の選手がこれでは試合が盛り上がるはずありません」(前出の山野辺氏)

 そんなつまらない試合でも選手にはいろいろなご褒美が用意され、ホールインワン賞(山下和宏)、イーグル賞(該当者なし)、ドライビングディスタンス賞(C・キム)、コースレコード賞(該当者なし)にそれぞれ100万円贈呈と、選手に大盤振る舞いだった。

 ワクワクするような手に汗握るプレーを楽しむことができず、プロたちの賞金や賞品のぶんどり合戦を見せられたようで釈然としなかったゴルフファンは多かったはずだ。

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