途中出場で勝利に貢献も 遅すぎた阪神鳥谷“スタメン外し”

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 金本監督は現役時代の2010年、右肩故障で内野に満足な返球もできず、当時の真弓監督にスタメン落ちを直訴し、連続フルイニング出場が1492試合でストップした。

「もしかしたら金本監督は鳥谷が自分から『スタメンを外して下さい』と言ってくることを待っていたのかもしれない。でも、鳥谷は自分から行動を起こす性格ではない。6月18日(ソフトバンク戦)には7打席連続三振のゴメスに来日初の代打を送った。鳥谷もあの頃スタメンから外していればチームの雰囲気や萎えた若手の気持ちも変わったかもしれない」(前出のOB)

 金本監督は鳥谷のスタメン落ちについて、「外れることが本人のため。これ以上さらし者みたいにするわけにはいかない」と説明。ならばその判断は、もう少し早くても良かったのではないか。

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