五輪V4狙うレスリング伊調 不覚取った因縁の相手迎え撃つ

公開日: 更新日:

 日本の複数メダルが期待される女子レスリングが開幕する。

 先陣を切るのは48キロ級の登坂絵莉(22)、58キロ級の伊調馨(32)、69キロ級の土性沙羅(21)の3人。中でも五輪4連覇がかかる伊調には、世界も注目している。

 昨年9月の世界選手権(米・ラスベガス)で13度目の優勝。全5試合無失点のテクニカルフォール勝ちという圧巻の内容だったが、4カ月後の今年1月にまさかの不覚を取った。ロシアの大会で敗れ、連勝記録は189でストップ。実に13年ぶりとなる公式戦黒星に世界も驚いた。この時、伊調を10-0の大差で破ったオーコン・プレブドルジ(22=モンゴル)もリオ五輪に出場。リベンジにも注目が集まる。

 世界選手権3連覇中の登坂も金メダルの有力候補。昨年の世界選手権で3位に入った土性の69キロ級は本命不在でこちらも要注目だ。

 五輪4連覇を狙う53キロ級の吉田沙保里(33)は18日(日本時間)に登場するが、先発の3人が勢いをつけられるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋