中日・平田良介が語る 「打撃改造」とWBCへの意気込み

公開日: 更新日:

 侍ジャパンのユニホームを着た15年のプレミア12では、8試合中7試合にスタメン出場。打率.423の大当たりだった中日平田良介(28)。8日に小久保監督が視察に訪れた際のシート打撃では満塁本塁打を放つなど、相変わらずの勝負強さを見せている。指揮官からは「打席での集中力の高さを短期決戦で存分に発揮してほしい」と高い評価を受けた男に、飛距離アップを目標に取り組む新打法、WBCでの意気込みなどを聞いた。

――昨年は国内FA権を取得したものの、中日残留を決めた。

「プロ野球界は契約社会ですし、複数年で契約をしていただいて、僕自身そういう評価をいただいたのはすごくうれしい気持ちです」

――キャンプでは飛距離アップを目標に打撃改造に取り組んでいる。

「土井コーチに『打つポイントを近くにしたい』という相談をした翌日、土井さんの現役時代、イチローさん、古田敦也さん、西武の秋山さんの打席での連続写真をお手本として見せていただきました。スイング時の右手の使い方として、ボクシングでいう『ショートボディー(ショートのボディーブロー)』のような感じで、しっかり右手を押し込めるようにしたいと思っています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 8

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  4. 9

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  5. 10

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方