新コース「東京マラソン」の注目は外国勢の世界記録

公開日: 更新日:

 感動のゴールは見られるか。

 26日号砲の東京マラソンは、8月の世界陸上(ロンドン)男子マラソン代表選考会を兼ねている。日本選手は切符取りのため目の色変えて走るだろうが、そんな日本選手たちのはるか前方を走っているであろうアフリカ勢の記録狙いの方が注目に値する。

 今年は世界歴代4位の2時間3分13秒(16年ベルリン)の記録を持つウィルソン・キプサング(34・ケニア)の他に、2時間4分台のアフリカ勢4人も参戦する。昨年までとはコースが大きく変わり、35キロすぎの大きなアップダウンがなくなったことで、好記録が期待できることが大きいようだ。

■優勝と世界記録で4100万円

 何しろ優勝すれば賞金は1100万円(2位400万円、3位200万円)。もしも、D・キメット(33・ケニア)の持つ14年ベルリンでの2時間2分57秒という世界記録を更新すれば3000万円のボーナスも出る。

 今回もペースメーカー(PM)が30キロまでレースを引っ張ることになるが、その先導役は7人もいる。PMが刻むラップは2、3に分かれることが予想される。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 2

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  3. 3

    渡辺謙63歳で「ケイダッシュ」退社→独り立ちの背景と21歳年下女性との再々婚

  4. 4

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  5. 5

    悠仁さま「友人とガスト」でリア充の一方…警備の心配とお妃候補との出会いへのプレッシャー

  1. 6

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  2. 7

    大阪万博は鉄道もバスも激混みでウンザリ…会場の夢洲から安治川口駅まで、8キロを歩いてみた

  3. 8

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  4. 9

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  5. 10

    米価高騰「流通悪玉論」は真っ赤なウソだった! コメ不足を招いた農水省“見込み違い”の大罪