ハリルが最後通牒か? ミラン本田圭佑に迫る代表引退の日

公開日: 更新日:

 日本代表MF本田圭佑が、ついにハリルホジッチ代表監督から最後通牒を受けた。

 イタリアの有力紙「トゥット・スポルト」(14日付)が「ホンダが代表のポストも失った」と見出しを掲げ、ハリルホジッチが「君が所属クラブでプレーできない状況が続けば、日本代表に招集することは非常に困難になる」というメールを本田に送付した――と報じたのである。

 14日には確実に招集する旨を伝えるレターが届いたという一部の報道もあるが、確かに今季の本田はミランで戦力外も同然の扱いを受けている。セリエA第28節が終わった時点で公式戦出場は6試合。先発は1試合しかない。通算出場時間は100分にも満たず、リーグ戦の連続欠場は12にまで伸びている。所属クラブで常時プレーすることで培われる試合勘を重視するハリルにとって、今の本田は「代表選手失格」という状況。いつ「代表落選」を通達されても不思議ではない。

「ハリルは、所属なしで浪人生活を送っていたGK川島永嗣(仏メス)の行く末を心配し、フランスの知り合いクラブに売り込んだり、代表主軸がレギュラーとしてプレーできる環境を整えようとひと肌もふた肌も脱ぐタイプ。本田に対しても先発フル出場できるクラブを探し、英プレミアと米MLSのクラブと移籍交渉に発展した。しかし最終的には交渉決裂に終わっている。本田は契約が切れる6月までミランで飼い殺しとなり、どんどんパフォーマンスを低下させ、新天地探しに難渋した揚げ句にJリーグに出戻る可能性もある」(サッカー関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?