WBC後遺症か…5失点の巨人・菅野は“100球”が今の限界

公開日: 更新日:

 結局125球。好投したWBC準決勝の球数制限は「95球」に設定されていた。無意識のうちにこの中で完全燃焼するメカニズムになってしまったのか。

 日本のオープン戦での登板も球数には大差はないが、今季はそこへWBCの疲労が重なる。

 さるチーム関係者は「もともと春先が強く、ポストシーズンがある秋に向けて故障が発覚したり、調子が落ちる傾向がある。今年はWBCのためにピークを早めたことで、さらにその傾向が強まるのではないか、秋までもつのかと首脳陣は冷や冷やして見ています」と言う。

 試合前から両ベンチは「今日が大事。菅野と野村のエース対決だから、今季を左右する重要な試合」と意気込んで臨んだ一戦。敗戦投手こそ免れたものの、菅野が終盤にバテる「100球肩」なら、たかが1敗では済まされない、巨人にとって大きな1敗である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    「時代に挑んだ男」加納典明(43)500人斬り伝説「いざ…という時に相手マネジャー乱入、窓から飛び降り逃走した」

  3. 3

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  4. 4

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  5. 5

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  1. 6

    沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」実現へ米スカウトが虎視眈々…U18W杯きょう開幕

  2. 7

    世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス

  3. 8

    「24時間テレビ」大成功で日テレが背負った十字架…来年のチャリティーランナー人選が難航

  4. 9

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  5. 10

    日本ハム新庄監督は来季続投する?球団周辺から聞こえた「意味深」な声