オリ西144球の完投負け “懲罰投球”は百害あって一利なし

公開日: 更新日:

 スポーツライターの工藤健策氏も呆れ顔でこう語る。

東京五輪の招致や女子柔道の強化選手による暴力・パワーハラスメントの告発などをきっかけに暴力指導や強制練習などは激減している。それが、国内で一番の人気スポーツといっても過言ではないプロ野球において、懲罰投球という、形を変えた暴力指導が今も行われているのは信じられない。投手の肩は消耗品という考えが国内にも浸透している今、監督の怒りで100球以上も投げさせられる選手にとっては、まさに暴力以外の何ものでもないし、勝負を見に来ているファンに対しても失礼です。選手は球団の財産であって、監督の私物ではない。信頼して登板させた投手が思うような投球ができなかったのなら、その理由を聞き、改善すればいいのです。懲罰投球から得るものなど何もない」

 野球は東京五輪で一時的に復活するが、北京大会を最後に五輪種目から除外されたのは当然だ。

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